2011年5月7日土曜日

携帯でお知らせメール 都心マンショ?/em>「買い物難民」向け、進化したリヤカー売り

 携帯電話のGPS(衛星利用測位システム)機能を活用して、物品を移動販売するリヤカーの引き売りサービスが、来年4月にもお目見えする。中堅倉庫会社の月島倉庫(東京都中央区)が導入するもので、近くに商店がなく、「買い物難民」になっている都心の高層マンションの住民らを対象に、生鮮品や弁当などを売り歩く。無料の会員登録で、利用者はお目当て rmt アラド戦記
のリヤカーが近づいたことを携帯電話の「お知らせメール」で知ることができる。

 月島倉庫は、販売業者にリヤカー(縦55センチ、横90センチ、高さ65センチ)を貸し出し、GPSでリヤカーの現在位置を利用者に発信する。利用者は高層マンションや室内にいても、従来の豆腐や焼き芋のリヤカーのようなラッパやスピーカーの音ではなく、メール
で移動販売のリヤカーが来たことが分かる。

 同社の北川真理子社長(45)は、このサービスを「都心の住宅事情に合わせたシステム」と説明する。北川さん自身も中央区内の高層マンションで暮らしており、「中央区や江東区は高層マンションの建設ラッシュが進む一方で、スーパーなど住民のためのサービスが追いついていない」と不便を感じたのがき
っかけだ。経済産業省は、高齢者が多く暮らす過疎地や団地を中心に約600万人の「買い物難民」がいると想定し、支援マニュアルを公表しているが、北川さんは「都心こそ買い物難民が多い」と話す。

 GPSのリヤカーは「ナビde来?る」という名称で、年明けから販売業者を募り、4月にスタートする。加盟料など初期費用は21万円、システムを含
めたリヤカー使用料は1台につき月額5万?6万円。将来は移動中に販売品を補充したり、自社の倉庫に配送センターを整備するなどサービスを拡充する計画だ。

 リヤカーは自動車に比べて小回りが利くほか、GPSによって、騒音防止のためにできなかった早朝深夜の販売も可能になった。進化したリヤカーの対面販売は、昔ながらの身近な買い物スタイル
を都会にもたらすと期待される。

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引用元:ラテール rmt

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